ガッシャン式のワイヤーストリッパーを技能試験で使うべきか?

ガッシャン式ワイヤーストリッパーの画像を表示しています。
ガッシャン式のワイヤーストリッパー
一発で被覆をむく技能試験での最強のアイテム

ガッシャン式のワイヤーストリッパはとても便利なものです。

しかし、技能試験でこの工具が効果的か否か、それは実際に受験してみて初めてわかります。

そこで今回は、技能試験でのガッシャン式のワイヤーストリッパのメリットとデメリットについて、説明していきたいと思います。


素早く確実な被覆むきには効果絶大

なんと言っても最大のメリットは、一発で安全確実に被覆をむけるのは凄いものです。

通常のワイヤーストリッパの場合、被覆に切れ込みを入れてから、少し力を抜いてから被覆を引っ張りむく必要があります。

そうしないと、芯線を傷つける可能性が高いからです。

このような傷については、以前までの試験では軽微な欠陥となってすぐさまアウトになりませんでしたが技能試験の判定基準の変更で、今ではこのような傷は判定で一発でアウトになる可能性が増しました。

そのため、被覆むきの作業では可能な限り丁寧に扱う必要があります。

そのような状況下では、ガッシャン式のワイヤーストリッパはミスが起こる可能性が大きく減らせます。


大きさと重さが試験場では最大のネックに

一見、ガッシャン式のワイヤーストリッパにデメリットはありません。

しかし、その大きさと重さについては、他の工具より一回り以上にかさばるのです。

試験場では限られた作業範囲しかなく、通常のペンチすら大型工具に感じてしまいます。

いくら良い工具と言っても、作業性に影響するのは否めません。

その対策としては、技能試験の練習を行う時に、出来るだけ試験場に近い環境にする事で、無駄な動きを排除する練習をすることで、対応は可能になるでしょう。

そのためには、より試験場の机に似た状況で練習する必要があります。


試験場の作業範囲には基本的に奥行きがない

大学の教室にしても、会議場の長机にしても、基本的に奥行きはありません。

つまり、作業範囲は横長になります。

例えば、自宅のテーブルや会社の机など、案外奥行きがあるものです。

そのため、そのような場所で練習を続けると、工具は真横より広めの前に配置しながら練習する傾向が徐々に出てしまいます。

これは実際に私自身の体験からも言えますが、横は70cm、縦は30cm位の作業範囲で技能試験の練習をすると、より実践的な練習になります。

その範囲で、ガッシャン式のワイヤーストリッパを難なく扱えるなら、ガッシャン式のワイヤーストリッパを実際の試験で使っても問題なく作業は可能になるでしょう。

逆にそれで窮屈なら、通常のワイヤーストリッパを使用した方が無難な可能性が高いと言えます。


大切なのは個人の使いやすさ

どんなに効果的な道具でも、使いこなせなければ意味がありません。

最終的には、どちらが良いかは実際に使わないとわかりませんが、一つの選択肢として、ガッシャン式ワイヤーストリッパを検討することは良いでしょう。

また、近年では被覆をむくのに力が必要なエコケーブルも試験で使用される可能性もあるので、少ない力で確実に被覆をむくガッシャン式のワイヤーストリッパの方が良い場面もあります。

その辺は、自身の筋力や器用さとも相談しながら、実際に試験で使用するかを検討すべきでしょう。

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