独学受験でよく使われる教材一覧


独学で、そして初めて第2種電気工事士の受験をする場合、教材選びは特に難航するものです。

電気工事士の試験の場合、筆記試験までは比較的に独学での対処方法は簡単ですが、技能試験の対策については、工具や練習材料の選定が含まれ、経験に関する適切なアドバイスが必要になってきます。

事実、インターネットが無い時代、電気工事士の技能試験対策とは、セミナー等の参加がほぼ必須の合格への条件でした。

しかし現在は、インターネットによって、それらの情報は沢山の数が拡散されています。

ですが、逆に初学の独学者の場合、情報量の多さが難題にもなっています。

試験そのものの難易度よりも、何が正しい受験情報なのか、そしてどんな教材が最低限必要なのか、それらを選別する方が、より難易度が高くなっています。

そこで独学者に向けて、合格を目指すための2018年度のおすすめが可能な教材として、勝手ながら私の独断と偏見に置いて、良いと思えるものを次章へ載せています。

注意点は、次章以降で説明する教材の全てのが、受験において全て必要とは言いません。



筆記・技能共通する教材

電気工事士の筆記、技能試験共に出題される問題は複線図です。

電気工事の図面は、一本線である単線図で書かれていますが、実務や試験では、これを実際の作業ように複線図に書き直す必要があります。

つまり、複線図が書けないと言うことは、電気工事士になれません。

確実にマスターしなければ、技能試験の問題すら読めません。

そう言った意味から、筆記試験と技能試験で必ず出題される複線図の攻略こそ、合格への最短距離であり必須中の必須と言えます。

これは練習を繰り返すことで、誰でも実にマスターできます。

複線図の説明については参考書でも理解が可能ですが、それでは足りないと感じた場合には下記の複線図専門の書籍を利用すると良いでしょう。











筆記試験対策教材

筆記試験対策は、過去問の繰り返しに尽きます。

電気工事士の試験で数学的な問題が出るのは筆記試験だけですが、実はその出題数は全体の10%程度です。

合格基準は6割以上の得点が必要ですが、計算問題を全て落としても、残りの9割は暗記問題です。

その暗記問題も、過去に出題された問題が大半ですから、過去問の丸暗記でも楽に6割以上の得点が可能です。

なので電気工事士の筆記試験については、問題集の暗記だけでも合格可能なのです。

そうした意味から、問題集を暗記するには、繰り返し目を通すことが重要です。

暗記問題は知ってるか、知らないかで回答できます。

つまり、数多くの問題を繰り返せば、それだけ合格の可能性が高まります。

そのためには、普段から問題集を携行し、暇な時間に繰り返すことが、合格への王道と言えます。

そうなると、携行しやすい小型な問題集の方が都合がようです。

少しの空き時間でも、頻繁に読めば読むほどに記憶に残るので、学習効果は高まります。

問題集が小さいと、休み時間や就寝前の布団の中でも楽に読めます。

第2種電気工事士の過去問題集の中でも、持ち運びしやすいのが下記のもの。

この問題集を繰り返すだけで、実は十分に合格圏内に入ります。





参考書は必ずしも必要ではない

現実問題として、電気工事士の筆記試験では、必ずしも参考書は必要ではありません。

ただ、より確実に筆記試験を攻略したいなら、参考書を利用し、理屈まだ覚える事は効果的ではあります。

特に電気に関して全くの未経験なら、言葉よりも図解付きの参考書の方が、イメージとして理屈を定着させるにはとても良い方法の一つです。

計算問題の説明についても、日常で使う (+ − × ÷) を応用するだけで、全て回答が可能なように説明されています。

その中でも、すぃ〜と合格シリーズの参考書は、かなり詳細な部分まで説明されています。

参考書としては、この一冊だけで十分です。

問題集の繰り返しで高得点が取れるようなら、あえて購入する必要性はありません。








技能試験教材

電気工事士の技能試験対策は、筆記の対策とは異なります。

技能試験での合格のポイントは、正しく迅速に作業できる事。

つまり、作業手順のコツが習得出来るかが、合否を分けます。

テキストを選びの基本事項としては、

電工ナイフを使った説明ではない事

これさえ無ければ、どのテキストも大差はないでしょう。

現在はケーブル加工はワイヤーストリッパが基本で、電工ナイフの使用しません。

その中で電工ナイフの使った受験は、あまりにも不利な対策方法です。

受験対策は年々進化しており、年度ごとに細かな解説を丁重にしているか否かが、技能試験用のテキスト選びの最大のポイントです。

技能試験では些細なミスが不合格につながります。

そのため、候補問題の製作後の解説写真は細かくカラーで載ってるものを選ぶことが重要です。

下記のテキストはそれらに加え、イラストも交え詳しく解説されているものです。

しかもそれだけでなく、切り取り型の複線図の練習帳まで付属しているので、携帯することで隙間時間を使った練習にも対応しています。






また、大型本にはなりますが、実際の作業練習では見やすい使い易いテキスト(公表問題回答集)としては、下記のものがあります。

このテキストは、解説よりも見やすさを重点にしており、基礎的な加工技術がある人なら、写真の通りに加工することで効率的に練習ができます。

私の場合、まずは練習する候補問題をこの問題集で見ながら、実際に作業を進め手順を確認しながら練習してました。

価格も安いので、購入しても損はありません。

ちなみに多くの公的セミナーでも使用されています。






受験用工具

初心者なら、迷わず工具セットの購入をおすすめします。

あくまでも個人的な感想ですが、試験に受かるだけが目的なら、工具選びに時間をかける時間があるなら、その時間を練習に当てるべきと思っています。

何れにしても、技能試験の問題は工具が無ければ始まりません。

また、受験に指定されているものに、指定工具がありますが、それは推奨しているだけです。

極論すれば、もし作業が可能であるなら素手でもいいのです。

しかし、それは無理なので、試験において、最低限これらの工具が無いと作業が出来ないことを示すため、指定工具が表示されていますが、それら以外の工具の使用も認められています。

実際には指定工具以外にワイヤーストリッパと言うものを使用する人が大半です。

本来、技能試験では、ナイフでケーブルの被覆をむくことを推奨はしていますが、実際にはスピーディーで安全なワイヤーストリッパを使用する受験者が大半です。

もし現在でもナイフを使用している場合、正しい受験情報が得られていない人です。

なので、必ずワイヤーストリッパが付属している工具セットを選んで下さい。

むしろ、絶対に忘れてはいけないポイントです。

なぜなら、初心者で独学者が、ワイヤーストリッパなしに時間内に技能試験の作業を終了させることは困難だからです。


技能試験で確実にスピードアップする方法はケーブルストリッパの追加

また、費用が上がるものの、確実に技能試験でスピードアップさせる方法はVVFケーブルストリッパの追加です。

通常のケーブルストリッパの場合、扱いに慣れな買ったり、試験中に焦って力を入れすぎた場合、ケーブルの芯線まで傷つける場合があります。

この場合、重大欠となるので一発アウト。不合格になります。

そのようなリスクを減らす方法として、VVFケーブルストリッパのような専用工具を使うことで、限りなくゼロに近ずけることは可能です。

ただ欠点として、VVFケーブルストリッパは比較的高価な工具です。

もし購入すると、指定工具のみと比べ、費用が倍かそれ以上になることも。

もし技能試験で使うことを考えているなら、セット購入の場合の方が、幾分は安くはなります。




VVFケーブルストリッパ付き




練習材料

練習材料は必ず受験年度のものか確認をしてから購入してください。

稀に、前年度の技能試験の材料セットが販売されていることがあるからです。

練習材料は工具セット以上に高額なので、注意して下さい。

基本的に練習回数は1回分で十分であり、消耗品であるケーブルは、足りなくなったらホームセンターで追加購入すればよいでしょう。

また、筆記受験後から技能試験までの間の練習をする場合、分量としては3回分程度が時間的に適当です。


1回分の練習セット

最低限必要なセット




3回分の練習セット

確実に練習をするなら3回分のセット



追加練習用ケーブル

1回分を買って足りなくなったら購入すればOK




技能試験用マルチツール


ひとつで7つの作業を実現する万能技能試験用ツール。手の平サイズのため女性でも扱いやすく、少ない力で確実に作業できます。小型のため、工具ケース内・作業机の場所も取りません。