ニッチのビジネススクール


ビジネススクールではお馴染みのケーススタディー(実例)ですが、ネットや書籍が普及した現在では、低コストで似たような学び方ができるようになりました。

但し、当たりもあればハズレもありますが、それは受け手側の必要の有無も大きく関係するものです。

そうしたケーススタディーの一つですが、上記の書籍、月3万円ビジネス 100の実例を読んで見たところ、個人的にどのような学びの点があったかレビューして見たいと思います。



複業と協業の起業事例集

簡単に言うと、この本はスモールビジネスの実例集です。

但し、一つの前提があり、個人の幸福度を上げるための起業実例集です。

だから、ムリな事は一切勧めていません。

当然ながら、大きく儲からないし、大きく損もしないと言う意味でもあります。

なので、人にとっても環境にとっても、エコな起業例しか載っていません。

逆に言えば、それがこの本の特筆すべきポイントとも言えます。

言うなれば、身の丈にあった生活を維持する金額を生み出しながら、同じような意識の仲間と協力し、そして協業する実例集とも言えます。

その点はギラギラ系の起業実例集とは全く違うもので、楽して年収1000万円を目指したい人が読んでも最初から退屈な本です。


数字入りのビジネスモデル

エコやスモール、コミュニティービジネスと言うと、なんとなく採算度外視のリア充思考のように感じるかもしれませんが、それだけではビジネスとして成立しません。

その点については普通のビジネス書よりも、よりシビアな視点から、実際の数字を交えた事業実例の説明がされています。

また、この本のタイトルである”月3万円の事業で生活できるか?”との疑問については、一つのビジネスではなく、月3万円を生み出すビジネスを複数持つことが説明されています。

つまり、複数のビジネスを持つ事で収入源のリスクヘッジを行う大切さについても説明され、サラリーマンとは違う思考についてもわかりやすく解説しています。

思考的には農業的に育てるようなビジネスを目指したい人には良いでしょう。


ビジネス×アート

ここからは個人的な感想になりますが、この本で紹介されている事例の多くは、個人の内なるアートな面を引き出し、それを活かした商品化をするためのヒントが盛りだくさんです。

アートと言うと雑貨や絵画、イラスト等を想像しがちですが、個人が作りだす仕事においても、ある種その個性がアートになるものです。

これまでお金になりにくい分野の一つでもありましたが、この本の実例では単に作品を売るのではなく、”作り方を教える”、”楽しく過ごす時間”のような、有形、無形問わず、商品化する方法も解説されています。

このような実例を続けて見ていると、流石に次の展開が何となく見えてきます。

しかしそのような思考構築こそが、月3万円ビジネス 100の実例を読んで得られるものかもしれません。


”商品=個人”

この世に沢山の商品がありますが、3万円ビジネスにおいては、個人に対する信頼性が大きな資産とも言えるかもしれません。

様々な複業を持ち、競争ではなく協業するビジネススタイルを得る事で、これまでと違った豊かな生き方を得るヒントになるかもしれません。

そのような生き方、そしてビジネスの展開を目指す人は、特にに通す事をお薦めしたい一冊です。





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