⑤筆記試験対策

筆記試験の対策は実にシンプルです。

電気工事士の筆記試験では、60点以上取れば合格します。

つまり、筆記試験の対策とは満点を取る方法ではなく、60点以上取る勉強方法することが、最も効率の高い勉強法と言えます。


確実に合格ラインを取る勉強法

満点を目指す勉強法が悪いとはいいませんが、勉強時間を無駄に消費するのもこの勉強法です。

満点を目指す勉強方法とは、不得意科目も攻略する勉強方法です。

この場合、不得意科目を攻略する勉強時間は、全体の80%に及びます。

逆に言えば、満点を目指す勉強時間の20%学習時間で、合格までの準備が完了します。

電気工事士の筆記試験の合格ラインは60点。

つまり、満点を目指す勉強方法は、合格には不必要な勉強時間に80%もエネルギーを使うとも言えるのです。

また、最悪なのは得意科目の勉強時間が少なくなり、実際の試験では落とさなくて良い問題を落とせば、もはや本末転倒です。

合格ラインが60点と決まっている電気工事士の試験なら、あえて満点を目指す勉強方法は単なる時間のムダなのです。


目標得点は80点

勉強すること自体は良いことですが、資格を取った後の方がより勉強することも多いものです。

しかし、資格取得が目的の場合、合格するための勉強方法が全てです。

限られた時間内に目的の達成を目指す場合、可能な限り無駄な動きは避けるべきです。

電気工事士の資格取得を取る目的で言えば、出題されにくい問題より、出題されやすい問題を集中的に勉強し、60点を取得することが資格試験の目的です。

目標としては、80点を目指す勉強法で十分ですし、そうすることで、技能試験の練習時間の確保にもなります。



具体的な勉強方法

電気工事士の筆記試験では、問題集の問題を最低3回以上は解くことです。

1回目は、わかっても、わからなくても、最後まで一通り問題集を一度は全て解くことがとても大切な勉強のコツです。

その理由は、問題の全体像を探るためです。

そして、分からなかった箇所はマークしておきます。

一通り問題を解くと、得意な科目と不得意な科目が見えてきます。



2回目は、間違った箇所を意識して回答してみます。

この時、間違った答えの意味を理解できているかを確認します。

それでもまた間違ったら、またマークしておきます。

この時点で、マークが二つあるものは、不得意な科目とも言えます。



そして3回目も、同じように繰り返し、それでもまた間違ったら、完全に不得意科目です。

もしこの時、全体の80%以上理解できているようなら、3回連続で間違ったり、理解出来ない問題は、この時点で捨て問題としてよいです。

もし、80%の理解ができてないなら、間違った部分で理解しやすいものを繰り返し勉強します。

そして、80%以上の問題が理解できたら、あとは得意科目のみ勉強を繰り返すのです。

この時点では、分からないものを無理に覚えるより、回答できそうなものを更に確実に覚えた方がより得点になります。

分からない問題に力を入れ過ぎ、得意科目を落としてしまったら、本末転倒です。

筆記試験の理解は80%で十分です。

余力があるなら、複線図の書き方や技能試験の勉強にポイントを移すことが得策です。