①資格の概略を知る

電気工事士に限らず、資格取得の共通のコツとは目的の資格に合わせた、

適切な学習方法を知る事です。

まず最初に、電気工事士の資格ができた理由を知ることは、試験の傾向を知る上で大切な部分になります。



電気工事士の資格ができた理由とは

高度成長期に未熟な作業者による電気工事の事故が多数あり、そのような事故を防ぐため、正しい電気工事のルールと作業手順への理解の徹底するために制度ができました。

そこが基本なのは、今も変わりありません。

つまり、正しい施工技術の有無の判定こそが、電気工事士の資格の根幹だと言えます。



電気工事士の資格について

第二種電気工事士の免状カバーの画像です。
著者の第二種電気工事士の免状カバー
都道府県ごとに発行するので様々なタイプが存在する

電気工事士とは、電気工事を正しく行える知識と技能を証明する資格です。

電気配線は工事の仕方を間違えると、火災や感電事故の原因にもなり、大変危険なものなので、電気工事には一定の基準やルールがあります。

それを試験で判定し、一定水準の理解と技量を証明すると、都道府県知事から電気工事士の資格が発行してくれます。

この資格がないと、電気工事はできません。



電気工事士の種類

電気工事士にも種類があります。

簡単に説明すると、

  • 第2種電気工事士(一般家庭・店舗の電気工事まで)
  • 第1種電気工事士(2種の範囲と、ビル・工場など大型施設)
上記のこの2つの資格が基本になります。

それに加え、付随して関連するものに、
  • 特種電気工事従事者(ネオン・発電機)
  • 認定電気工事従事者(第2種電気工事士の限定解除みたいなもの)
があります。


しかし、これらの認定資格の取得には、電気工事士の有資格者が条件です。

よって、現在無資格者なら、まずは第2種電気工事士からの資格取得をする必要があります。



受験時期と受験資格、免許交付の条件について

第2種電気工事士の試験は(上期・下期)の年二回の受験をする機会があります。

また、第1種電気工事士は、年に一度、試験が実施されます。


受験資格

第1種、第2種電気工事士共に受験資格には年齢も含め、制限はありません。


免許交付の条件

受験資格に制限はありませんが、第1種電気工事士の試験に合格しても、5年間の実務経験がないと免状は発行されないので注意が必要です。

第2種電気工事士の試験の場合、合格すれば免状発行の申請をすればすぐに発行されます。



試験の内容

試験の内容は大きく分けて2つです。

筆記試験

筆記試験については4つの答えの中から選ぶ択一式(たくいつしき)です。

答えがわからなくても、どれかをマークすれば運良く正答も可能です。


技能試験


それを元に、受験者は出題予定の問題を全て練習することになります。


まとめ

  • 電気工事士の資格とは、正しい電気工事の作業方法の理解の有無を認定するもの
  • 電気工事士の受験には制限はない
  • 第2種電気工事士は年2回実施されるが、受験できるのは同年度は一度だけ
  • 第1種電気工事士の試験に合格しても免状発行には条件があること
  • 技能試験の内容は、事前に候補問題として公開されている


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