失敗しない工具&練習材料選び方


電気工事士の技能試験対策グッズを購入するのは大きな出費になります。

そのため、購入する際には、間違えのない工具選びをしたいものです。

このページでは、後で足りないことや、間違った工具と材料選びをしないために、著者の受験経験を元に、単刀直入な技能試験の練習と受験に必要なものを載せておきます。


初心者は迷わず工具セット


電気工事士技能試験用工具セットの画像を表示しています。
電気工事士技能試験工具セット(ホーザン)

ホーザンの工具は、第2種電気工事士の技能試験場で、最も多く目にする工具メーカーの製品です。

上記の画像にある受験用工具セットには、作業効率が特に高くなるワイヤーストリッパも付属しいます。

ワイヤーストリッパは指定工具ではないので、単なる技能試験セットには付属しません。

セットを買うときは、必ずワイヤーストリッパが付属することを確認して下さい。

芯線の被覆をむく作業の様子
最大、3本同時にむくことができる

ワイヤーストリッパを使うことで、作業スピードが格段に違いがでます。

そのため、多くの受験者は、ワイヤーストリッパが付属した工具セットの購入が一般的です。


ワイヤーストリッパで外装をむく様子
指定工具のみだと、これをナイフでむくことになる



ワイヤーストリッパでの曲げ作業の画像を表示しています。
工具の先端で細かい曲げの作業も可能


また、受験用工具セットには電工ナイフ(指定工具)が付属しますが、現実的に電工ナイフを使う場面は少なく、

代わりとして、ニッパーを使った方が、安全性と作業スピードが格段にアップします。

そのため、私は電工ナイフはバックアップとし、追加工具としてニッパーを持参し受験しました。

電工用ニッパーの画像を表示しています。
電工用ニッパー
硬い2.0mmの芯線も楽に切れ、ハサミのように使える

また、ホーザンの工具もさることながら、工具セットに付属する工具袋が何よりも重宝します。

狭い受験場での工具の取り扱いは、思いのほか大変です。

慌てて作業をすれば、机の下に工具を落とすこともあります。

この工具袋はコンパクトで、布の筆箱を少し大きくしたようなものですが、ファスナーを開けば広がるので、この上に工具を並べておくことができ、ドライバー等の転がりやすい工具も安定して置け、技能試験に集中できます。

試験中での工具袋の使用例の画像です。
工具袋の上に置けば、不意な動作でドライバーも転がらない






練習材料は1回分でOK


第2種電気工事士の技能試験練習材料セットの画像を表示しています。
技能試験の候補問題として出題される材料の全て
初心者が自力で用意するのは困難

次に紹介するのは試験問題用の練習材料セットです。

はっきり言って、初心者がホームセンターなどで、電気工事士の練習材料を一から全てそろえる事は不可能ではありませんが、あまりに困難で面倒です。

出題範囲の部品の数は多く、候補問題を見ながら、部品をそろえるのは大変な労力です。

特に金属製の電線菅など、練習では10cm程度しか使用しないのに、ホームセンターなどでは、短くても数十センチから1メートル以上からの販売になります。

技能試験で使う長さの電線菅の画像を表示してます。
材料セットでなければ、通常このような短い買い方はできない

そう考えると、明らかに技能試験対策用の材料は、セット買いの方が時間、労力ともに不要です。

しかも、買った(届いた)その日から、すぐ練習が可能です。

また、購入時に多くの人が迷う点に、セット内容にある練習回数の量です。

これははっきり言って、最小練習量の「1回分」で十分です。

足りなくなったら、ケーブルのみの追加で十分に練習に対応できます。




合格クリップについて

合格クリップの使用例の画像です。
合格クリップの使用例
仮組みを確認し、そのまま安定して圧着できる

実際に素手で電線をリングスリーブで圧着知るとわかりますが、ズレることは多々あります。

そのため、上の写真にあるような「合格クリップ」を使う人は多いです。

また、このクリップの利点として、実際に圧着接続せずに、組み上げた配線の確認ができること。

こうすることで、より正確にチェックできます。

また、この時点でミスがあっても、容易に外せやり直しができます。

間違って圧着したら、被覆向きからやり直しですから、時間のロス対策としても、とても有効なものになります。

また、合格クリップ出なくても、結束バンドを使用しても同じなので、最低でも合格クリップか、結束バンドや用意すべきと思います。



終わりに

最低限、上記に準ずるのものがないと、技能試験での確実な合格は難しいと思います。

しかも、技能試験では道具選びの良し悪しで、合否が左右されるので、技能試験とは道具選びから既に始まっているとも言えます。

そう言った意味では、実務に近い試験です。