第2種電気工事士(筆記試験の受験体験記)

電気工事士の筆記試験については、問題が配られ合図とともに始め、制限時間内に回答をマークシートに記入します。

つまり、他の試験と内容的に大差ありません。

その点については、特に解説は必要ないとは思います。

それでも筆記試験について、何か伝えられる注意する点があるとすれば、計算問題が苦手な場合、第2種電気工事士の筆記試験の回答の順番にはコツがあります。

過去の問題を見るとわかりますが、第二種電気工事士の筆記試験の問題は一見、数学的なものが多く感じます。

しかし、その計算問題の出題率は、全体の10%以下の出題でしかありません。

また、その10%の計算問題を回答するために、全体の試験時間の8割程度を使う場合もあります。

つまり、たった10%の計算問題で得点を狙うことは、実は戦略的にリスクが高いとも言えます。

そこで、実際の試験で感じたことともに、第2種電気工事士の筆記試験での回答のコツについて、受験体験記の形として、説明したいと思います。




筆記試験の会場の様子 

第2種電気工事士の筆記試験については、他の資格試験のそれと変わりありませんが、受験者数はかなりいます。

社会人から高校生、女性の数もかなり多いので、以外と幅広い受験者層の試験と言えます。

電気工事士の試験ではありませんが、私はが宅建を受験した時は、見るからに「その手」の人とか、ブラック系の不動産の新入社員、法科系の大学生など、沢山いたものです。

ちなみに宅建自体は難しい試験ではないので、無事に一発で合格したものの、あまりの受験層のガラの悪さにドン引きしてしまい、免許申請する気すらならず。

今もそのまま放置しています。

その点、第2種電気工事士の方は受験者層は比較的に普通な人が多いので、変な雰囲気はありません。

個人の性格によりますが、地味な方がいいなら、法律系の資格を取得して仕事にしない方がいいとは個人的には思います。



問題配布から試験開始 

電気工事士の試験と言えど、単なる筆記試験の場合、他の試験と特に何か違いがあることもありません。

ただ、受験者数が多かったり、会場が広かったりすると、問題配布や着席確認に時間がかかり、開始時間が遅れることがあります。

私の時は5分以上遅れ開始されました。

始めの合図で、一斉に周囲から計算をする音が聞こえ始めます。

一方、私はまず問題全体を読み、計算問題の位置を確認、一息いれてから暗記問題の回答を始めました。

これは最初から決めていたことですが、第2種電気工事士の計算問題の出題数は全体の10%しかありません。

しかも、計算に時間が必要になります。

簡単な問題と言えど、確実な得点を狙うなら、問題を読む時間や計算、そして検算(確認の計算)をすれば、一問につき少なくとも3分近く必要です。

よく、1、2分あれば出来ると言われたりします。

しかし、私はそんなに優れていないので、そんな短時間での計算が出来ません。

なので、確実に得点が可能な暗記問題を主体に回答を始めました。

暗記問題なら、1問を回答する時間は30秒もあれば可能です。

何故なら、暗記問題の場合、知ってるか知らないかでしか、判断がつかないからです。

幸い、第2種電気工事士で出題される問題の多くは、暗記が物を言う問題が大半を占め、見覚えのある問題ばかり。

どう考えても、これだけで合格基準である60%以上の正解回答は優に超えてます。

そのため、計算問題が苦手で全滅でも、筆記試験の合格が可能だと言われるのです。

暗記問題の回答も大体終わり、念のために回答欄の記入間違いを確認します。

問題順に回答してない場合、たまに回答欄のマークを一段間違えて、マークしてしたい、ズレてしまうことがあります。

通常は数問回答すると気が付きますが、念のため確認をしておくことが大切。

確実も終わり、間違いがなかったで、今度は余った時間で計算問題を始めます。




計算問題と複線図の問題 

暗記問題を回答した時点で合格基準点を超えているので、あせる必要は既にありません。

しかし、試験では何があるか読めませんから、より確実に合格するため、その担保として計算問題の回答を開始。

受験料もタダではありませんから、可能な限り万全を尽くしたいのも本音です。

この時点で退席可能な時間に近づいてはいますが、まだまだ時間は沢山余っています。

通常、計算問題を確実に取るなら検算までしますが、この時点で筆記試験の合格の手応えがあるので、今度は確実さよりスピードを優先することにします。

そのため、逆に余裕があるのでリラックスしているためか、通常よりも早く計算が出来るものです。

この間、退席のアナウンスがあり、早々と出て行く人が一気に出て行きます。

そうして、計算問題を終わらせ、最後の複線図に関係する問題に移ります。





複線図の問題で筆記試験の合否を分けないが、技能試験に備えた予行演習としては最適 

筆記試験では複線図に関する問題も出題されますが僅かなもの。

そのため、通常の試験中なら問題も読まず感でマークするような、捨て問題としたいところです。

ですが、筆記試験後の技能試験では、複線図を理解し書ける事が合否を分けるもの。

せっかく筆記試験で出題された問題なら、この場で試す事は極めて実践的な練習環境です。

むしろ、技能試験対策としても、可能ならこの複線図の問題だけは、落としたくないとも言えます。

筆記試験の複線図の問題では図面を元に複線図を書いて、問われた問題に対して択一の回答をするもの。

技能試験よりも面倒ですが、これが出来れば技能試験ではまず問題なく複線図を書くことが出来ます。

そのため、複線図の書き方を筆記試験の最初から勉強すれば、筆記試験、技能試験、両方の対策になります。



結果は合格、しかし安堵する暇なく次の準備をスタート

問題を全て書き終え、回答欄のミスを確認後、10分程で試験終了。

会場に残っていた受験者は少なかったものの、外では人がいっぱいいました。

最後まで残ってた受験者を待っていたようです。

既に暫定ながら、回答が出回っているらしく、そのような話し声も聞こえます。

ちなみに大手の受験予備校の解答速報は、この後1時間後位に発表されます。

それから所用で、受験会場から家ではなく、そこから他の場所に移動するため高速バスに乗りました。

移動の間に解答速報が発表され、バスの車内で自己採点をしました。

点数は忘れましたが90数点、解答速報に多少の間違えがあっても、不合格の心配はなさそうです。

ちなみに現実的には、自己採点で65~70点も取れれば、筆記試験の合格は確信出来ます。

早速、事前に調べておいた技能試験用の問題集や材料、そして工具を通販で即購入することに。

この時点で在庫はありましたが、やはり数日前と比べ少なくなっていました。

同じように買ってる人がいるようです。

この点は大切なことになりますが、筆記試験合格後に技能試験対策グッズを集めるのではなく、すぐ注文できるように事前に調べておくことです。

一応、このブログにも独学者向けに教材集をまとめて載せていますが、その殆が大半の人が使っているものです。

急ぎの場合、そちらを参考にしたらいいと思います。

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